$ 0 0 英彦山に源を発する山国川が溶岩団地を浸蝕してつくりあげた渓谷で、頼山陽がその奇勝をたたえてから全国に知られ、観光地としての歴史は古い。 総面積1000平方キロ以上もあり、本、羅漢寺、奥、東、津民、深、麓谷、裏、南、椎屋のいわゆる耶馬十渓にだいべつされる。 頼山陽が愛でたのは本耶馬渓でアユ返り、仏坂、青洞門、競秀峰などの景勝地がある。 青洞門は菊池寛の「恩讐の彼方に」で有名であるが、270年ほど前、僧禅海が30年近い年月をかけて彫った。